愛媛(マンバ)

今治から大島へ




無人販売所を見つけたので寄ってみる

少々露骨だが

まあ無人だからね

盗まれたらやってられんよね

せっかくだからみかんみかん

とか思ってわいわいしていると




仕事を終えたっぽい農家のおっちゃん登場



せっかくだから意味が分からなかった

マンバって何?と聞くと

「マンバはマンバだよ!」と答えられた。


いや、知らんから!



?と言う顔をしていると

何か煮込む時に一緒に入れると美味い

的を得ない説明を堂々されたので

とりあえずみかん買って帰りました。






後日調べました。


マンバと豆腐とあげで作る

マンバのけんちゃん(煮)という郷土料理があり

そのことを言っていたのかなと。多分。



ちなみにマンバはタカナ類の一種で

冬の間も緑の葉を大きく広げ、摘んでも摘んでも次々と芽吹くので、万葉、千葉、百貫などと呼ばれる。

西讃では“ヒャッカ”、東讃では“マンバ”

他の地域だと三池高菜と呼ばれている高菜のこと。らしい。

西讃、東讃はそれぞれ讃岐の西側東側。

愛媛は香川の西側だけど…とか細かいことを色々考えたが

おっちゃんの親族系が東讃に縁のある人かもしれないし。

昔のそれくらいの文化差は交流等で薄まってきているんじゃないかと。

まァ同じ島だし。



西日本ではメジャーな野菜みたいで

他の地域では用途は高菜漬けが主。

高菜漬けというイメージでやっと納得。




食文化の地域差は埋まらないものですね。

気温条件が違うから当たり前なんだけれど

とても嬉しい限りです。



ところでアンコウってどこまで行けば食べられますかね?