浮世


ここにしっかり立っていても

私がここに居たとしても

それは儚い人の夢かもしれない。と。



そしておぼろげに世界を眺めている。




光る白はただただ眩しく。

輝く視界は思考を遮る。




待っているのは誰だったかと。

それはあべこべで

待っているのは自分かと。








そして世界はまるで夢のように咲き誇る。