空飛ぶ雑誌

翼の王国

http://media.ana.co.jp/magazine/


という雑誌をご存知でしょうか。



ANAの機内誌です。


大学くらいから

飛行機に乗る度に結構楽しみにしています。



飛行機に乗れと言わんばかりに

旅に行きたくなる特集が組まれていたり。




機内誌は

特集ももちろん楽しいし

小一時間でも

クロスワードを解いたり

または日本地図を眺めながら

次回の旅へ思いを馳せたり

コラムや短編小説が秀逸でうっとりしてみたり。




まあ飛行機でのイチ楽しみともなっている訳であります。




で今回、石垣の旅には久々にJAL系に乗りまして

こちらはSKYWARD

http://www.jal.co.jp/inflight/skyward/1008.html



まあもちろん読みます。





8月のはスペインのイビザ島。

リゾート地という解説に

私には馴染みがないような感じに思えた

第一印象。



城壁が沢山残っているその島のことや

著者のカルタシスを感じたという岩への思いを読み進める。



こんな所へ行くことはあるのだろうかと

文字を眺めていると

ピッピーという言葉にぶつかり

そこで何かが香り立った。



イビザとヒッピー

知らない人は全く知らないであろう

私だけの記憶に基づいて

エスカーダの

イビザヒッピーという香水がふわりと甦る。




2003年に発売された

イビザ等のヒッピーの自由なイメージに作られた香水。

恐らく本当に気に入って長く愛用した香水。

但し、限定モデルであったので今では入手不可能。





高校から大学にかけて可能な限り入手した。

感情だけがまだ限りなく香り立つような

強烈な時代。

思い出に残らない訳が無い。



そんな甘い鮮烈な香り。






そして限りない偶然と記憶の香りは

遠いイメージだったイビザ島を

あの香りと共に惹き付け

見事にいつかは行ってみたい所と

位置づけてしまいましたとさ。